皆さまは、WORDで様々なフォント(書体)を使って、チラシや本を綺麗にデザインされていると思います。
ですが、そのデータを印刷会社に渡して、印刷会社のパソコンで開くと、「あなたのパソコンに入っている特殊な書体」が印刷会社のパソコンには入っていないこともあります。
そうなると、せっかく選んだ可愛いフォントやカッコいいフォントが、印刷会社のパソコンが自動的に選択した別のフォント(明朝体やゴシック体など)に置き換わって、文字がズレたり、見た目が変わったりする「レイアウト崩れ」の原因になります。
それを防ぐための作業が「フォントの埋め込み」です。
これは、WORDデータからPDFを作る際に、「このデータで使っている書体も一緒にファイルの中に入れておいてね!」とパソコンにお願いする作業です。
この一手間を加えていただくだけで、どのパソコンで開いても、お客様のパソコンで見たとおりのものを印刷会社で印刷することができます。
以下の手順で設定と保存を行うと、文字化けを防ぐことができます。
※お使いのWORDのバージョンにより、多少表示が異なる場合があります。
※ワードアートなど、WORDにはPDF化できない機能があります。ご注意ください。
まず、PDFとして保存する前に、WORDファイル自体に「フォントを埋め込む」設定を行います。
上記の設定が終わったら、通常通りPDFで保存します。
これで、フォント情報がしっかり埋め込まれた、印刷に適したPDFファイルが完成します。
「フォントの埋め込み」によって、文字化けやレイアウト崩れといった入稿トラブルの99%は未然に防ぐことができます。
ただ、ごく稀にですが、WORDのバージョンや、写真・図形の複雑な配置などが影響し、PDFに変換する際に、私どもの想定とわずかに違う結果で表示されてしまう可能性がゼロではありません。
そこで弊社では、「念には念を入れる」というプロの仕事として、印刷作業に進む前に、必ずお客様に最終確認用の見本(校正刷り)をお渡しし、最終チェックをしていただく手順を踏んでおります。
これは、お客様がパソコン画面で見ていたイメージと寸分違わぬものがきちんと印刷されるか、いわば「最後の砦(とりで)」としてご確認いただくための、非常に大切な工程です。
「フォントの埋め込み(お客様)」と「お客様による校チェック」による最終確認の二段構えで、大切な印刷物づくりのお手伝いができれば幸いです。
「PDF入稿をすると、もう一度校正チェックをすることになるのか~。忙しくてその時間がとれないよ~」というお客様は、PDF入稿ではなく、WORD原稿をプリントアウトした「紙原稿」で入稿。そして、その紙原稿からコピー印刷してもらう方法を選択してください。
「コピー印刷」といっても、大学教授の本を印刷する『印刷の専門会社』が行う印刷なので、高品質な本が完成します。
アート印刷へお気軽にご相談ください。ご不明な点をアドバイスします。
*皆様からのご相談を心よりお待ち申し上げます。
●様々な条件の印刷物に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
★私どもは香川県三木町のアート印刷株式会社です。地元の皆様が気軽に相談できる『街の印刷屋さん』を目指しています。
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