こんにちは。
街の印刷屋さん アート印刷の遠藤です。
先月、地元の高校生が
職業体験(インターンシップ)に
来てくれました。
弊社が職業体験を実施するのは
一昨年、昨年に続き3回目ですが、
なぜか毎年、女の子が参加してくれています。
2日間という限られた時間で
どんなことを体験してもらえばいいのか?
「印刷とは?」「製本とは?」という
小難しいことを伝えても
Z世代の記憶に留めてもらうことは
難しそうです。
だから、『習うより慣れろ』で
毎年一緒に写真集をつくっています。
一昨年と昨年は、
飼っているペットの写真集。
そして今年は、
部活動で制作した作品集でした▼
原稿はあらかじめ準備してもらい、
職業体験の2日間で一気に
編集・印刷・製本を行なうのですが、
みんな楽しく取り組んでくれるので
弊社も嬉しくなります。
彼女たちの本づくりを
お手伝いしてきて思うのは、
写真には文章をひらめかせたり
思い浮かばせたりする力があることです。
それはきっと写真が
当時の状況や感情を
よみがえらせてくれるからなんでしょう。
弊社には時々
「終活も兼ねて、自分の歴史や軌跡を
本にまとめたい!
でも、原稿づくりが進まない…」
という相談があります。
そんな時は
スマホやカメラに撮りためた写真、
自宅の棚にしまいこんでいるアルバムを
引っ張り出して見返してみると
良いのかもしれません。
ご自身にとってのお気に入り写真や
思い入れのある写真、印象深い写真が
中断している執筆作業を再開させる
きっかけになってくれるはずです。