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●プレスリリースを活用して認知度UP!

こんにちは。

街の印刷屋さん アート印刷の遠藤です。

 

5月に地元の観光協会が発行した

絵本『鬼無のももたろう』

 

先月、地元の新聞に記事が

掲載されていました▼

私は嬉しくなり

「プレスリリース、成功したんですね!」

 

と担当者にメールを送ると、

 

「はい、そうなんです。

 みんなすごく喜んでいます。

 本当はもっと早く実現したかったけど…」

 

という返事がかえってきました。

 

たしかに、絵本の発行に合わせて

記事が掲載されれば最高でしたが、

こればっかりはタイミングもあるので

しょうがないのかもしれません。

 

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みなさんはプレスリリースについて

どんなイメージをもっていますか?

 

私は数年前まで

プレスリリースと聞くと

手続きも面倒そうだし、

心理的ハードルが高いと感じていました。

 

でも、あるお客様が

そのイメージを払拭してくれました。

 

沖縄の行政書士 真境名(まじきな)さんは

小冊子とプレスリリースを上手く組み合わせて

集客UPを実現しました。

 

およそ10年前、

建設業界は社会保険の未加入問題で

混乱していました。

 

特にひとり親方や下請けの職人の多くは

社会保険に加入していなかったので、

現場に入ることすらできなくなっていました。

 

しかも、ほとんどの社会保険労務士や行政書士が

建設業は専門外だったそうです。

その中で真境名さんだけは

「自分なら解決策を提示できる」

と考えていました。

 

そこで、まずはご自身が

その分野の専門家であることを

世間に認知してもらうため

小冊子をつくります▼

 

 

そして、ひとりでも多くの関係者に

小冊子が行き届くように

地元の建設業協会や関連団体に

50冊、100冊単位で持ち込んで

無料配布しました。

 

さらにマスコミも活用しました。

プレスリリースの書類を作成して

県庁の記者クラブに出向き、

記者会見を開いてもらえるように交渉しました。

 

すると、2社が取材してくれて

地元の新聞に記事が掲載されたそうです▼

真境名さんの試みは大きな反響があり

建設業界からセミナーの依頼が殺到したそうです。

そして今では『建設業専門の行政書士』として

確固たる土台を築いています。

 

 

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各都道府県の県庁には

『県政記者クラブ』が設置されていて、

政治・経済に紐づく情報を

発信しているそうです。

 

営利目的の新製品・サービスの

プレスリリースは受け付けてくれない

 

可能性が高いですが

公共性・社会性の高いテーマなら

 

記者も喜んで記事にしてくれるみたいです。